さて、引き続きジョーマローンの香り達のコンバイニング実験結果を、完全個人目線にてご報告〜。
ちょっとずつ、その香りとの相性の良さ、自分の肌上での相性の良さの傾向がつかめてきたかもー。
今回は、新作「イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ」とのコンバイニング結果を中心に
イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ×グレープフルーツ △
結構ダイレクトにグレープフルーツが出て来る。酸味がありフレッシュ。でもそれはすぐに落ち着いて、ヘーゼルナッツの青さ?ナッツ感?が後半顔を出す。わりとメンズ寄り。なんでかグレーフルーツがもわわんとする感じ。奥底に、何か焼き芋っぽいねっとりした甘さも?!合わないことはないけどあえて合わせなくてもいいかな?それぞれの個性がそこまで引き出されてないかも。
イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ×インセンス&セドラ ○
トップで何故か台湾を思い出した。フシギな酸味と漢方っぽい複雑な苦みがある。あ、台湾の茶梅のイメージかも?それでいてどこかアニマルっぽい温かみもあり。ムスクではないんだけど、何かの毛皮みたいな・・・あれ?ネコ?ネコと昼寝してるみたいなw ちょっとクセになる香り。冬に良さそう。少しスパイスも出て来る。まったりぬくぬく。でも他人から見たらどう感じるのかは分からない。
イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ×ウッドセージ&シーソルト ◎
つけた瞬間からナッツ感がすごい!ナッツのこっくりふっくらした香ばしい甘さが心地よくて美味しそう!ウッドセージの、私の肌では出がちなぺったりしたシャンプーっぽいマリンムスクも抑えられて、フレッシュで快活なイメージ。でもミステリアスでフシギな印象。思ってたほどメンズぽさも出ず、つけてるだけでワクワク、気分が上がる香り。グルマンノートが好きな人にはいいかも。クリスマス時期につけたい。
イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ×ミモザ&カルダモン △
何か昔流行った香水にありそうな外国で人気が出そうな濃密さが。クリーミーで甘く、なんとなくモクモクした香り。出だしはミモザ〜が強くてナッツは負けてる。徐々に落ち着いて来るとアリに思えるけど、クミンのようなクセのあるスパイシーさも顔を出して、結構オリエンタルな雰囲気に。全体的に異国情緒満載。万人受けはしないかも。
イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ×レッドローズ ○
まとまりがある。レッドローズの酸味も抑えられて丸くなった印象。けどヘーゼルナッツがそんなに活かしきれてない?ややスパイシーなローズという感じであくまで主役はローズ。ロジーヌのスフレ・ド・ローズに近いニュアンスかも?あれくらいの軽やかさはあり。すごくユニークというわけではないが、よくよく嗅ぐとウッディさは底辺に感じられ、それが根の張ったローズというイメージに。冬場はどうなるかも試したい。全体的に綺麗めで優等生なイメージ。
イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ×チューベローズ アンジェリカ ○
ウッディ感が残るオリエンタルな香りに変身。けど重すぎず、ライトで肌馴染みがいい感じ。ひそやかさと清潔感があって、何だか分からないけどつけていて心地よいと感じられる香り。チューベローズの、若干「ヒリヒリ」する刺激的な香りはだいぶ落ち着く。マグノリア感が出るのかな?生花っぽく、でもミステリアスな雰囲気は継続。温かみがあって、イメージ映像にキャンドルの小さな炎が浮かんだ。後半はチューベローズが主役になる感じ。
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最近、じわじわとこの「イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ」にハマりつつあって、実はもう既にこの前もらったばかりのサンプルがなくなっちゃいそう
仕事中も、つけてるとふとした瞬間にふわっとゆるやかな香りが漂って、すごくほっとするんですよね〜。
甘すぎず、青すぎず、スパイシーすぎず、華やかすぎず・・・
全てが中庸なんだけど、でもなかなか他では見ない香り。
本当に不思議な存在感のある香りです。
まだまだ他の香りとの組み合わせも試して「マイベストコンバイニング」を発見したいので、もう暫くちびちび使ってこうと思いま〜す