2時間で覚えるカルダモン絶対攻略マニュアル

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2時間で覚えるカルダモン絶対攻略マニュアル

カルダモンクルマが未来になっていく。

南インド（ケララ）の層状パン、ケララパラタを

久しぶりに自宅で焼いたのですが、やっぱり旨いっすねぇ！！！！

最近は自宅での手作りインド料理は

キレイに盛り付けるのが面倒なので（笑）アップしてませんが

気が向いたので撮ってみましたー。

ちょっと面倒ではありますが、

こういう料理が自宅で楽しめるようになると、

自宅でのカレー生活がさらに楽しくなるので、

材料を揃えて、いろいろ作ってみてくださーーい！！！！

全てのレシピは過去にブログアップしたものではありますが

過去レシピって意外と検索されないんですよねぇ（苦笑）

ってことで、レシピを再アップしてみたいと思います。

まずはケララパラタから！！

チャパティ作り未体験の方はまずはチャパティからトライしてみましょう。

チャパティのレシピは。

◆ケララパラタ

【材料（2枚分）】
強力粉　100g
水　　50cc
塩　ひとつまみ
油　トータル大さじ3程度
※キャノーラ油などでOK。どんな油でも美味しく作れます。

まずはチャパティーを作る工程と同じです。

強力粉、水、塩、油大さじ1をボウルに入れてこねていきます。

みみたぶくらいの柔らかさになればOK。

ベタベタしすぎる時は強力粉を少しだけ追加し

逆にカサカサしているときは水道水に手をくぐらせ

濡れた手でこねていくと調整しやすいです。

3～5分ほどこねたらサランラップにくるみ30分ほど寝かせます。

2等分に生地をわけます。

チャパティを作る要領で生地を伸ばしていくのですが、

かなり薄くなるまで伸ばしてみましょう！！！

※薄くしてからまとめるので、不格好になっても問題ありません。

まな板でやると、まな板一面くらいまで伸びます。

薄く伸びた表面の片面に対し、大さじ1程度の油を手で塗ります。

両面に油を塗ったら

端のほうから、このような形で交互になるように折りたたみます。

※ハリセンを作るようなカンジですね。幅は2センチ程度で良いかと。

全部折りたたむと縦長の棒のようになります。

これをくるくる丸めるとパロタの生地の完成！！！！

あとは、この生地を再び伸ばすだけです。

この時、あまり力を入れすぎず、重なている生地の部分が

ちょっと残る感じで伸ばしていきましょう。

手のひらより一回りくらい大きいぐらいまで伸ばしたら

強火でアツアツ状態にしたフライパンで焼いていきまーーす。

1～2分焼いてひっくり返します。

慣れていない方は焼き色を確認し

美味しそうな焼き色になればひっくり返すと良いですね。

焼いたあとに両側から手でグチャ！！！と

クラッシュするように中央に押し付け、

パラタの層状の部分をほぐすと

とっても美味しいパラタの完成でーーーーす！！！！！

お次はケララ風チキンカレーの作り方。

◆ケララ風チキンカレー

【材料（4人前）】
鶏もも　250～300g（1枚ってことです）
玉ねぎ　中1個（みじん切り）
トマト　中1個（細かくカット）　※カットトマト缶なら半缶
にんにく　3片（すりおろし）　※1片は5gで計算
しょうが　同量をすりおろし
水　150cc
ココナッツミルク　250cc
サラダ油　大さじ3
塩　小さじ1強

ホールスパイス
　フェネグリーク　小さじ1
　マスタードシード　小さじ1
　シナモン　カシアタイプを2.5センチ
※普通の薄巻シナモンなら5センチ
　カルダモン　8個
　クローブ　4個
　
パウダースパイス
　コリアンダー　大さじ１
　クミン　大さじ1/2
　カルダモン　大さじ1
　クローブ　小さじ1/3　
　ターメリック　小さじ1
　カイエンペッパー小さじ2/3～１（好みに合わせて増やしましょう）

まずは油を入れ、フェネグリーク以外のホールスパイスを炒めます。

※ベイリーフ、赤唐辛子が写っていますが入れなくてOKです。

目安はマスタードシードがパチパチ弾けてくるまで。

マスタードシードが弾けてきたら、フェネグリークを入れ、

フェネグリークがほんのり色付いてきたら玉ねぎを入れましょう。

アメ色になるまで10～15分程じっくり炒めましょう。

玉ねぎがアメ色になったらトマトを入れて中火で炒めます。

トマトがクタクタになったら

パウダースパイスを入れて炒めて行きましょう！！！！

※トマト缶の場合は2分程度でOKです。

1、2分炒めたら鶏ももを入れ、

表面の色が変わるくらいまで火を通していきます。

鶏ももに火が通ったら

ココナッツミルクを入れます。

※ココナッツミルクパウダーの場合は60g。写真はパウダーです。どっちでもよいです。パウダーもこの段階で入れるとダマになりづらいのでおススメです。パウダーの場合は水を400ccにしてください。

水を入れまーーす。

中火で7～8分煮込み、塩で味を調えれば

ケララ風チキンカレーの完成でーーーーす！！！！！

～ポイント～
カルダモンの香りがさらに欲しい方は、仕上がったあとにカルダモンパウダーを小さじ1追加してみましょう！！もっと欲しい人は、さらに追加していくと好みの香りに近づけることができると思います。
実際のケララチキンカレーはバランスの取れたマサラを使うものが多いと感じています。個人的には東京のレストランで楽しめるカルダモンなどの香りが強めに立っているタイプが好きなので、カルダモンをいっぱい加えているのでした。

最後はティーヤルの作り方。

◆ティーヤル

【材料（3人前）】

ココナッツファイン　1カップの150ccの目盛りまで

玉ねぎ　中1/2個

タマリンド　サクランボサイズ×1

タマリンド用の水　200cc

ココナッツファイン用の水　100cc

煮込み用の水　100cc

コリアンダーパウダー　小さじ1・5

レッドペッパー　小さじ2（辛みの少ないもの）

ターメリック　小さじ1/4

フェネグリークシード　小さじ1/4

マスタードシード　小さじ1/2
油（キャノーラ油など）　大さじ2

塩　小さじ1弱（5・5gくらい）

※トータル水分量は400ccになります。

※生のココナッツ果肉から作った方が美味しいですが、ココナッツファインでも十分美味しく仕上げることが出来ました。

調理の前に下ごしらえから。

最初にタマリンドを200ccの水に入れふやかします。

次にココナッツの下ごしらえです。

まず、ココナッツファインを油をひかずに中火でローストしていきます。

こげ茶色に少し白が混ざるくらいまで、けっこうローストします。

※仕上がりがスリランカのローストツナパハで仕上げたグレービーの色になります。そのイメージでローストしてみてください。ほんのりビターなテイストも加わります。

別皿に移し粗熱を取ったらミルサーやフードプロセッサーで

ペースト状にしていきます。

愛用のマジックブレットだとここぐらい（下の写真）までしかなりません。

インド人が使うものだと、さらに回せるので、

オイルがもっと出てきて、液体っぽくなるようです。

これに50ccの水を加え、再びミルサーを回し、

なめらかになったら、さらに50ccの水を加え（計100cc）

なめらかな液体状のペーストにしていきます。

これで準備はOK！！

では、調理です。

まずは油をひきマスタードシードを入れ、

マスタードシードが弾けるまで中火で加熱しましょう。

弾けてきたらフェネグリークシードを入れ、

フェネグリークの表面がうっすら色付くまで（20秒程度）炒めます。

フェネグリークの色が変わったら玉ねぎをいれましょう！

5分くらい炒めます。

パウダースパイスを投入し、

分量外の水を入れて焦げ付かないように1分ほど炒めます。

ローストココナッツと水で作った液状のペーストを入れ、

タマリンドをもんで、ざるで濾したものと、

煮込み用の水を入れ、5分に込みましょう！！！

最後に塩で味を調えれば、

あっという間に完成でーーーす！！！！！

ややハードルが高そうに感じるかもしれませんが、

ステップバイステップでトライしてみると

意外と、サクサク作れたりするものです！！

材料とスパイスを揃えて、

自宅で美味しい南インド料理を楽しんでいきましょう。

スパイシ～～♪♪♪

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カルダモンがキュートすぎる件について

福島県内を中心とする自然派の皆さんと、那須高原SAすぐそばにある那須町の非電化工房のスペシャル見学ツアーに参加してきました！

↓イベントページ↓

見学会の最初のちょっとだけの動画に撮りました。雰囲気伝わるでしょうか？

非電化工房のオーナーである発明家の藤村靖之さんは「月３万円ビジネス」という本を書かれた方。

Amazon

藤村さんは、発明家として世界各地を旅する中で、アフリカに住む人ですら、お金やエネルギーが無いと幸せに暮らせない、お金もエネルギーもないから幸せじゃない、というマインドが蔓延しているということに危機感を覚えたそうです。

そこで、都会から那須町に移り住み、お金もエネルギーもなくても幸せだということを示すための自給自足のテーマパークを作りました。
それがです。

非電化工房にある非電化カフェは、プロに頼めば5,000万円はかかるところを、50万円ほどの材料で、住み込みのお弟子さん達が、とても快適でおしゃれに作ったもの。

（おしゃれ、と言うところが藤村さんの大きなこだわりの一つ）

このとんがり屋根の建物です。

ストローベイルハウスと呼ばれるもので、藁のかたまりと竹？で出来ています。外壁の白いのは、漆喰（しっくい）。

正真正銘のストローベイルであることを示す真実の窓もありました。

屋根に張られたのは、遮光性に優れた杉の木の皮。

非電化工房の敷地内に生えている杉の木から剥いだそうです。

分厚い藁の壁と杉の皮の遮光性で涼しい上に、風が吹くと屋根の上に取り付けられた風取りがくるくる回って、中の空気を入れ替えるので、さらに涼しくなるんだそう。

この日は暑さが戻って真夏の気温でしたが、カフェの中はクーラーも扇風機も無しでもひんやり涼しく、とても快適でした??

こちらがカフェのキッチンスペース。メニューにはフレッシュなホーリーバジル（トュルシー）を使ったハーブティをはじめ、ワンコインで統一された様々な魅惑的なドリンクの数々と、シフォンケーキ??

珈琲は、生豆をその都度専用の小さなフライパンで炒って淹れてくれるので、だれか一人が珈琲を頼むと、その香りにつられてみんな飲みたくなってしまいます＾＾

私もたまらずコーヒーをオーダー！

雑味がないすっきりとした味、素晴らしい香りでした！

カルダモン？か何かスパイスっぽさを感じる美味しいクッキーが添えられていました。大半子供が食べました＾＾

見学ツアーに含まれていた美味しいスパイスカレーをしっかり戴いた後だというのに、シフォンケーキまで

甘さ控えめのシフォンケーキと添えられていたシナモンがけの生クリームと自家製のブルーベリーソースが最高にマッチ。

コーヒーとセットで800円はかなりお得感ありでした

非電化工房にはカフェ以外にもたくさんの素敵な場所が

私たちがご飯＆コーヒーをいただいたのは、ムーミンハウスと呼ばれるおうちの中でした。（外観を撮り忘れたのですが・・・）

ムーミンハウスは本場フィンランドから送料込み130万円のキットを購入して作ったものなのだそう。

他には鳥の巣箱のようなツリーハウスも。

4歳の上の子が皆に見守られながら一人で登って誇らしげでした。

こちらは中に住み込みのお弟子さんの一人が住んでいるというおうち。

藤村さんは、とにかく”非日常”感にこだわるそうで、入口が三角で入りにくいのも、非日常を演出するための仕掛けなんだそうです。

外に停まっているのが普通の乗用車っていうのに逆に違和感を感じてしまうほどの非日常空間でした。

非電化工房の住み込みのお弟子さんは、1年単位で募集していて、そこに来るまではのこぎりを持ったこともなかった人間が、1年間で自給自足をするだけの力を身につけ、卒業していくのだそうです。

カフェにおいてあるアンティーク調の机や椅子は、”50年前の小学校にあった”をテーマにホームセンターで数百円で手に入る材料を使ってお弟子さん達が作ったもの。

※写真は非電化工房のホームページからお借りしました。

これらを作るワークショップなどもやっていて、それらに限らず、発明品については作り方を惜しみなく教えているそう。

この椅子は、あるイベントで5,000円で売ったら飛ぶように売れ、1万円で売ったら飛ぶようにではないものの、完売したそうです。

こうやって少しずつ色んな小さなことを覚えると、ビジネスになる。
お金がなくても、とおっしゃっていますが、好きなこと、自分の出来ることでお金を得る、と言うのは、日頃快適空間＆まちづくりコーディネーターのさんや主婦のための起業塾「彩塾」塾長のさんが言われているのと同じだなぁと思いながら、完璧に非日常を演出された空間でくつろいできました。

左の男性が、藤村さん。右が主催者のやはぎさん。

印象的だったのが、藤村さんが発明された電気を使わない浄水器（ホースと活性炭と瓶だけで出来ている超シンプルなもの）を２万円で販売されていて、「これ自分で作ろうとすると材料だけで２万５千円位かかります」と言って、「２万円で売っているものを１０万円で自分で作るのは・・・」と話されたこと。
２万円で買えるものを１０万円かけて作るなんて、ばかげていると思いませんか？

でも、藤村さんは、「例え１０万円かかっても、自分で作るほうがずーっと価値がある。自分で作れば、人に教えてあげることも出来るし、壊れたら自分で修理することが出来る。自分や家族の安全を自分で守れる。それが大事。」とおっしゃったんです。

もう一つ、壁にネジで固定してある鉛筆削りがあって、６千円の値段が付いていました。
鉛筆削り６千円って！！

でも、藤村さんがそんな鉛筆削りを作ったのにも、理由がありました。
鉛筆削りをここに固定していると、仕事をしていても勉強をしていてもわざわざここへ来て鉛筆を研がないといけない。
それが面倒と思って鉛筆削りを各自が机に置くと、鉛筆を削るのも面倒になって、シャーペンを使ったりボールペンを使ったり、、、それがお金が無いと幸せになれないというマインドにつながると思ってらっしゃるんですね。

藤村さんは、この鉛筆削りは「文化」なんだとおっしゃいました。

帰りには、その鉛筆削りが欲しい！！と本気で思っていました。
（子供に反対されて買ってこられなかったんですけど）

この他にも色々と面白い物が置いてあって、我が家のボーイズは非電化籾摺り機に夢中でした。

福島県内外から集まったすごい御一行様（子供入れると40名位）でしたが、「普通当日はキャンセルで減ることがあっても増えることはないんですけど、こちらは違うんですね～。当日まで参加者が増え続けたのは初めてじゃないかなぁ」と藤村さんがおっしゃったので、素晴らしいメンバーに混ぜて頂いたのだな～と誇らしく思いました

非電化工房のことは震災後すぐの頃に聞いて知っていたのですが、こんな素敵な空間とは知りませんでした
主催してくださったさん、ハナリンさん、ご一緒してくださった皆さん、ありがとうございました～??

那須高原スマートインター降りてすぐと言う立地も最高

皆さんも機会があったら是非、非電化工房に行ってみてくださいね～♪

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