ザルツブルク音楽祭2017(Salzburger Festspiele2017)
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
演目:マーラー/交響曲第9番
指揮:ベルナルト ハイティンク
ザルツブルク祝祭大劇場(Grosses Festspielhaus)
7月28日(金) 21:00?
30日(日) 11:00?
28日:初演、30日:再演
ウィーン・フィルは期間中、全部で5クールの演奏会を行いますが、その最初の演奏会です。
テロを警戒して、警察車両が来ていました。
いくつか入口があってそれぞれに劇場の職員が立っていますが、今回は手荷物検査をされました。
職員の人数もこれまでより増え、座席のエリアに行こうにも複数人数で通せんぼのように立っていて、必ずチケットを見せなければ通れないようになっていました。
28日は2階席。
天井も含めての音響という感じで、2階席はけっこう好きです。
コンマスはホーネックさん、ダナイローヴァさん。
オーケストラのメンバーが揃ったあとハイティンクさんが舞台袖から現れると、拍手はひときわ大きくなりました。
弦の編成は16型。
第1楽章から、すでに第4楽章かのような盛り上がりがやってきます。
弦と管、それぞれが聴かせる部分あり、アンサンブルの一体感あり、音の大きなうねりが目に見えるようでした。
第1楽章は約35分と一番長いですが、飽きることはありませんでした。
フルートのシュッツさん、オーボエのガブリエルさん、クラリネットのショルンさんらのソロが美しかった。
トロンボーンは、3人揃って微妙なコントロールに隙がありませんでした。
ホルンは2回目に聴いたときに一瞬プヒャッとなった箇所があったような気がしましたが、他はとてもよかったです。
トランペットはパワーある力強い音色はもちろんですが、少し強めに吹いてもきつくならずに弦とマッチする、華やかで柔らかな音色が美しい…
ロータリートランペットならではの音色が大好きです
第3楽章はちょっとかわいらしい曲調の部分をファゴットやクラリネットが表現、他と対比して印象に残っています。
第4楽章の最後は消え入りそうな繊細な音が続き、終わりそうで終わらず…
でも小さい音でもしっかりと聴こえました。
そして指揮棒が止まり、マエストロが手を下ろすと、ややあって万雷の拍手が。
本当に、ハイティンクさんのオーケストラをまとめる力は素晴らしかったです。
88歳(!)とご高齢のため、楽章の合間ごとに、指揮台に置かれている椅子に腰掛けて少し休みました。
でもそれほど長い時間ではなく、すぐにしゃきっと立ち上がって構え、年齢は感じさせませんでした。
直前の7月22日、クラリネットのE.オッテンザマーさんがお亡くなりになりました。
今夏も出演するつもりでいたでしょうね。
まだ61歳と決してお年ではないのに…
息子のダニエルさんも、この日はさすがに出演していませんでした。
ウィーン国立歌劇場のメンバーが出ていました。
オーケストラの仲間たちも、悲しみを抱きつつ臨んでいたことでしょうね。…
1日目は前の席のおじさんが、右見たり左見たりと首をやたらに動かして落ちつきませんでした。
後ろの人は頻繁に脚を組み替え、そのたびに私の背もたれがもろに押されて、すごく不快でした
28日/2階席から
終演後
30日は1階席
一番後ろの段のトランペット、トロンボーン、ホルンとほぼ同じ目線の高さ。
小さく繊細な音もよく聴こえました!
30日終演後
音楽祭なので、ロングドレスやタキシードに身を包んだ、まるで映画に出てくるような人たちもいます。
華やかです。
それを見ているだけでも楽しいです
オペラのほうがその率は高いですが…
チロル地方独特の民族衣装を着た人も多く見かけます。
若い女性も年齢を重ねた方も着ていますが、みなそれぞれにかわいいんです!
男性もスタンドカラーが特徴のジャケットを着てくる人がけっこういます。
外国人(アジア人、もしかしたら日本人?)の中には綿シャツにチノパン、の人もいました。
観光客ならそれもしかたないとは思うけど、少しでもおしゃれの要素を採り入れれば、自身も気分よくその場にとけ込めるんじゃないかなーと思います。
わたしはロングドレスが似合うスタイルでもキャラでもないので、ジャケットにスカートです
もちろん通勤着とは違い、多少ドレスアップしているつもりなので、気に入りのものは勝負スカートと呼んでいます
ウィーン・フィルが演奏するオペラのひとつ、アイーダ。
今日もやりますね!
観たいなぁ。
どこでもドアがあればなぁ…