もっと自然へ、もっと人へ、abxとともに
abxにうるさいあなたに
オプーナ「スライムさんは昨日金鉱株ベアETF・DUSTのプットを売ってしまいましたが、まだ要注目セクターであることには変わりないので、本日は昨日その存在だけ触れていた、金に関するニュースを見ておくことにしましょう」
スライム「どうでもいいけど『金』という言葉、単独ではゴールドとお金の区別が一切つかないというのは、日本語の欠陥トップ3に入るぐらい、何とかならなかったのかと思ってしまいますね」
オ「トップ3と言いますと、他の欠陥は?」
ス「いや別に具体的にはありませんが、そうですね…、『辛い』が『からい』と『つらい』を下手したら文脈つきでも区別ができないこと、あとは『きょう』と『こんにち』も、ここでは『こんにち』と読ませたいんだけどな、という場面でも手の打ちようがないことなんかは困った記憶がありますね」
オ「全部ただの同形異音語じゃないですか。本当にどうでもいい話なので、本題に入りましょう。昨日Motley foolから配信されていた、金価格の展望に関する記事です」
ス「我々も何だか妙にMotley foolが好きですね。まぁ別にあえてここの記事ばかりから選んでいるわけではないですが、たまたま面白そうなタイトルの記事が多く、実際それなりに面白く読みやすい記事が多いのが理由かもしれませんね」
オ「しかし、こうしてよく記事を紹介させてもらっている割に、我々はMotley foolに1円たりとも払っていませんから、感謝せねばいけませんね」
ス「彼らの有料情報も、気になるっちゃ気になるけど、まぁお金払うほどじゃあないかなと思えちゃいますしね。ケチな僕は、これに限らず、絶対に有料会員にはならないでしょう。無料情報ですら消化しきれないぐらい存在するんですから!」
オ「またどうでもいい話に脱線しました。昨日朝10時過ぎに配信されていたそれなりにフレッシュな記事になります」
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(http://www.fool.com/investing/2016/11/14/what-a-trump-white-house-means-for-gold-stocks.aspx)
〜選挙後の急騰以来、金の価格は下がってきている。しかし、長期的にはどのように展開していきそうであろうか?〜
大統領選挙戦を振り返って見るに、我々は表面上の確実性を獲得したと言える。ドナルドは、最良のスーツを身に付けて、1月に就任の宣誓を行うことになる。しかし、次期大統領トランプは、ここ数か月で、いくつかのとても大きな主張 ―現状を大きくひっくり返し得る― をしていた。そして現状がひっくり返される時 ―または脅されている時でさえ―、多くの投資家は、安全を求めて金へと向かうのである。そこで、焦点を絞り、このことが特に金株にとってどのような意味を持ち得るのかを見てみることにしよう。
激しい応酬
ドナルド・トランプは、もし実現するならば、社会規範を解体し得るポジションを明らかにしている通り、彼は中立の立場の安全性を求めている者ではないのだ。彼のTPPの立ち位置にもかかわらず ―オバマ大統領は、議会が選挙後に死に体となった間、それの続行には興味がないように思われる― トランプのNAFTA(北米自由貿易協定)へのアプローチだけで、金の価格は確かに押し上がり得るものであろう。トランプによると、もし米国がパートナーとのNAFTAの条件の再交渉に失敗するなら、『米国はこの協定から引き下がる意図の通知を提出』するであろう、とのことである。
しかし、金株への影響は、金の価格へのあり得る動きよりも勝るものである。多くの金鉱株業者は、カナダ、米国、メキシコでの事業を維持している。例えば、トロントに本社を置くabx (Barrick Gold)は、ネバダにいくつかの鉱山を持っている。これらの内、Cortez鉱山は、abxの最も重要な鉱山の1つである。2015年度に、この鉱山は99万9000オンスの金の生産高 ―abxの総生産高・612万オンスの16%― を占めた。もし米国がNAFTAから撤退するならば、abxは新しい関税と闘わねばならず、abxにとって間違いなく困難な状況となるであろう。
もしトランプがNAFTAから米国を撤退させるならば、カナダとメキシコが合意を維持するという保証はどこにもない。したがって、このことはカナダとメキシコ、それから南米諸国でも事業を行っているGG (Goldcorp) のような金鉱業者に影響を及ぼし得るであろう。2015年度、カナダとメキシコにあるGGの6つの鉱山は、230万オンスの金の生産高 ―GGの総生産高・350万オンスのほぼ67%― を占めた。
タックスマン
ほとんどの政治家と同様、トランプはしばしば税法改革の重要性についての見解を述べてきた; しかし、類似性はそこで終わる。
選挙戦中、トランプは、法人代替ミニマム税の撤廃に加え、事業税率を35%から15%へと減じるつもりだと発表した。そして外国口座からの企業利益に対処すべく、トランプは本国への送還資金に対して1度限りの10%税率を提案した。
これらは挑戦的な目標であり、実際に実施されるかは全く定かではない; にもかかわらず、それは注意を要するものである。しかし、もしトランプがこういった変化をもたらすことに成功するならば、企業収益が急上昇するであろうと仮定することは十分見込みのあることである。そしてそうなった時、投資家は恐らく株へと向かい、金価格の下落を招くことであろう。
これは何も、全ての金株が急落するに違いないといっているわけではない。米国に本社を置く金鉱業者、例えばデンバーを拠点とするNEM (Newmont Mining) やRGLD (Royal Gold) は、金価格の低下には苦しむであろう。しかし同時に、低減税率から利益を得られることにもなるのだ。例えばNEMは、2015年度、もし法定税率の35%で課税されていたとしたら、3億3800万ドルを支払っていたことになる。しかし、実際は、実効税率66%で、6億4400万ドルも支払っていたのだ。
金鉱石を求め、レッドインク(赤字)を見つける
金鉱業者は業務計画において金価格が減少する可能性について言及するが、全ての金鉱業者が同じ自信の程で下落状況下で生き残ることができると言っているわけではない。業務効率を改善することができなかった金鉱業者は、運用資金を生み出す力が大きく失われることになるため、大多数が負債を抱えながら運営を維持しようと試みることになるであろう。一方、借入金を減らし、事業の合理化に成功した企業は、他社より遥かに整った設備を持つことになるであろう。
債務削減戦略を上手く実行し続けることで、abxは嵐を切り抜けるためにいい位置についた企業の1つである。2016年度の初めの9か月で、abxは負債を14億ドル減らした。そして、2016年度における20億ドルの債務返済目標を達成するならば、2014年12月31日から、39%も負債を減らすことに成功することになる。abx同様、NEMもバランスシートの強化に成功している。第3四半期の終わり現在、NEMは昨年同期比で13%の純負債を減らしている。
経費を抑える能力というのは、金価格が下落する場合に、abxとNEMのどちらにとってもふさわしいもう一つの強みである。abxは、2016年度のAISC(all-in sustaining costs=事業継続に必要な全てのコスト)を、金1オンスあたり740ドルから775ドルの間に落とし込むという予想を立てており、一方NEMは870ドルから930ドルのAISCを予想している。
まとめ・覚えておくべき点
トランプが就任し、政策実行に向けて動き始めたら、金市場に継続した不安定性がもたらされるに違いないであろう。しかし投資家は、金市場に注目する際、ビジネスと株の間には違いがあることを覚えておかねばならない。市場の不安定性は、きっと全ての金鉱株に影響を及ぼすであろう; しかし、そこにある全てのビジネスが同じように苦しむわけではないのだ。業界のリーダー ―abxとNEM― は、株価が下落するかもしれない。しかし、ビジネスの強さは、両社が荒れ狂う時代に耐えることができるであろうことを保証しているのだ。
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ス「ふーん。無料記事ならこんなもんか。まぁ、あんまり面白くなかったね」
オ「相変わらず記事を読ませてもらっておきながら、本当に失礼極まりないですね」
ス「僕はもっと、具体的に今週は金鉱株はこの価格まで上がります、来週はこうなります、来年はこの価格まで下がった後この価格までの上昇を目指します、みたいな、完璧な情報が欲しいんだ…!こんな正直どっちつかずな情報なんて、全くありがたくも何ともありませんよ。
こんなの実質、『金鉱株は上がるかもしれないし下がるかもしれない、ただし状況によっては様子見で変わらないかもしれない』と言っているのと同じでしょう!世の中無価値な情報が多すぎる!!」
オ「本気で言っているなら頭脳がマヌケ過ぎて開いた口も塞がりませんね…。そんな具体的情報があったとして、そんなのが当たる保証などどこにもありませんから、それこそ価値0の情報でしょう…。
未来など誰にも分かりませんから、この記事のような断定的なことは言えない、遠回りに見える情報を少しずつ積み重ねて自分なりに未来を考えていくより他ないでしょう。このニュースが役に立たないと思うのであれば、それはスライムさんのおつむが足りないというのと同じことではないですかナ」
ス「僕は短絡的モンスターですからね、結局何が言いたかったのかハッキリしていない話は好かんのです。ブログ記事タイトルにも『こう動くらしい』と書いてしまったのに、結局どう動くのかズバリ書かれていないじゃないですか!」
オ「そんなものは当たるも八卦、当たらぬも八卦ですから、先ほども言った通り無意味な情報でしょう。
…まぁ、せっかくだから、スライムさんの当たらない直感を聞いておきましょうか」
ス「ポクポクポク…チーン!ズバリ、金・金鉱株は下がり続けるでしょう!!根拠は直感のみ、なお僕の直感は80%外れます!
…でもやっぱり時代はトランプ経済なんだ、ゴールドなんていらんかったんや、株式の時代が来るぞ〜!!」
オ「何とも無責任な…」
【暴騰暴落銘柄推移表】
銘柄 | 業種 | 登場日 | 登場日の株価(前日比) | 登場〜本日までの値幅 | 本日の株価(前日比) |
---|---|---|---|---|---|
NYMX (Nymox Pharma, 本命株!) | バイオ | 6/22 8/10 8/24 9/13 | ↑3.15 (35.19%) ↓1.85 (-40.51%) ↑4.45 (83.13%) ↑3.64 (30.94%) | 1.85-4.89 | ↓3.10 (-1.59%) |
SGY (Stone Energy) | オイルガス | 6/21 11/8 | ↑8.22 (21.42%) ↓6.30 (-34.98%) ↑5.56 (38.31%) | 3.75-22.96 | ↓5.45 (-1.98%) |
TSRO (Tesaro) | バイオ | 6/29 | ↑77.64 (108.65%) | 77.64-148.50 | ↓131.04 (-11.76%) |
REN (Resolute Energy) | オイルガス | 7/11 | ↑6.07 (59.74%) | 5.94-33.08 | ↑30.63 (13.07%) |
SRPT (Sarepta Therapeutics) | バイオ | 9/19 | ↑48.94 (73.85%) | 37.16-62.35 | ↓37.89 (-3.14%) |
CWEI (Clayton Williams Energy) | オイルガス | 10/25 | ↑93.48 (26.17%) | 84.90-115.02 | ↑115.02 (5.41%) |
GRVY (Gravity) | オンラインゲーム | 10/28 | ↑9.80 (115.38%) | 9.80-14.90 | ↑11.41 (3.30%) |
CXW (Corrections Corporation of America) | 刑務所 | 11/9 | ↑20.27 (42.85%) | 19.44-20.80 | ↓20.42 (-1.83%) |
DRYS (DryShips) | 輸送 | 6/7 11/10 11/14 | ↓1.29* (=77.40) (-45.34%) ↑11.90 (133.33%) ↑42.86 (215.15%) | 3.94-77.40* *1:60の併合済、併合前1.29ドル=併合後77.40ドル | ↑73.00 (70.32%) |
PTCT (PTC Therapeutics) | バイオ | 10/17 11/11 | ↓7.97 (-39.94%) ↑11.30 (88.33%) | 4.19-12.07 | ↑12.07 (0.17%) |
DCIX (Diana Containerships) | 輸送 | 11/15 | ↑6.14 (154.77%) | - | - |
NERV (Minerva Neurosciences) | バイオ | 5/23
5/26 | ↓4.02 (-17.45%) ↑11.80 (233.33%) | 3.54-14.38 | ↑13.90 (0.72%) |
IONS (Ionis Pharmaceuticals) | バイオ | 5/26 | ↓21.36 (-39.42%) | 20.62-48.16 | ↑48.16 (1.41%) |
NVAX (Novavax) | バイオ | 9/16 | ↓1.29 (-84.53%) | 1.22-2.35 | ↑1.36 (0.74%) |
TWLO (Twilio) | クラウド通信 | 10/10 | ↓52.02 (-14.13%) | 30.52-52.44 | ↑34.73 (10.64%) |
MDCA (MDC Partners) | マーケティング | 11/4 | ↓3.40 (-59.52%) | 3.15-5.50 | ↑5.50 (8.91%) |
DVAX (Dynavax Technologies) | バイオ | 9/2 11/11 | ↓10.91 (-31.56%) ↓4.10 (-64.66%) | 4.10-14.00 | ↑4.75 (15.85%) |
SYN (Synthetic Biologics) | バイオ | 11/15 | ↓0.89 (-37.76%) | - | - |
ス「船舶輸送関連企業ヤバすぎぃ!!ランキング上位独占の勢いでしたね」
オ「懐かしのGLBSも当然アップ、ついに併合前の株価換算で、スライムさんの当時の購入単価を超えましたね」
ス「売るのが、わずか3か月程早かったか…」
オ「全然惜しくも何ともなさ過ぎますね」
ス「しかし、利益を得られることはなかったけど、自分は間違っていなかったようで何だか嬉しいよ。…まぁ、既に手離してしまっているんだから間違ってはいたんだけど」
オ「本日トップのDCIXは、オプションが取り扱われているようですが、どうやら手を出すのは非推奨とされる上、非常に貧弱な項目しかない調整済みのノンスタンダードオプションが、わずか1つのみあるだけ(来月満期でおしまい)のようです」
ス「むむ…それは残念…」
オ「金鉱株は下がり続けるというスライムさんの予想でしたが、本日金鉱株は昨日に続きそれなりにアップし、ベアETFのDUSTは下がりましたね。不本意な形だったとはいえ、昨日プットを損切り売却したのもこれまた大失敗でしたし、自分の予想を信じてもし返す刀でコールを買っていたとしたら、これも大失敗でした」
ス「ポクポクポク…死ーン…」
オ「死…死んでる…!!」
ス「…まぁ死んじゃいませんが、こんなのは小反発ですよ。金鉱株はきっとまたすぐに下がりますよ」
オ「ではまた近い内にDUSTのオプション取引をされるので?」
ス「しかしやはり僕の予想は外れますから、今一度ストラドルまたはストラングル戦略を取りたいなと思うのですが、DUSTは価格が高すぎてその戦略が取り辛いのです。そこでいい銘柄を見つけました」
オ「なるほど、アレですね。もったいぶるほどの話でもありませんが、長くなったので続きはまた明日以降にしましょう」
あっ!abx
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
生地は卵のみ!の低糖質お好み焼き
びんとろお刺身
ブラン食パンのピザトースト
一枚あたり糖質12.4g
朝はがっつり糖質も
今回は息子2人もやる気満々で
左上の新規会員登録ではなく
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