いすゞ ピアッツァの仲間たち!
――「夢」と「ロマン」の時代!――
写真 : いすゞ ピアッツァ、フルオープン!
※後期のピアッツァ・ネロXSターボと思われます。
※ボンネット、左右ドア、リア・ハッチゲート、フルオープン!
※そんな状態で眺めても、ピアッツァは何とも美しく、またカッコイイ
(写真は拡大して、ご覧ください)!!
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今思うと、1980年代の日本はクルマにとって、「夢」と「ロマン」が
溢れた時代でした。
現在、300万円出しても買えるクーペ(というよりスポーツカー)は、
トヨタ86(スバル製、兄弟車にスバルBRZ)しかありません。
リーズナブルな「夢」と「ロマン」のクルマは、中古車を探す以外に
ないのです!
1980年代の後半は「バブル経済」の時代で、単純に「お遊び」用
グルマが多かっただけという見方も当然あるでしょう。
しかし、本当にそうでしょうか?
話は逆で、今の日本のクルマが余りにも 「夢」と「ロマン」を失って
いるともいえるのです。
1980年代には、いすゞ ピアッツァのような「夢」と「ロマン」溢れる
クルマが多くありました。
「スペシャルティカー」と呼ばれる専用クーペたちです!
そこで、本記事では、ピアッツァと同様なミドルサイズのそういった
クーペ、つまりピアッツァの仲間たちをご紹介しましょう。
ただし、ピアッツァ(初代)の製造期間が約10年と長かったせいで、
この間に仲間たちも世代交代しているため、私の独断と偏見により
対象車種を選定させて頂きます。
※現在、日本の高級クーペ(スポーツカー)には 日産フェアレディZ、
トヨタ・レクサスRCが存在しますが、その価格は500〜600万円と
手を出し難く、輸入車と競合します。
※ピアッツァはミドルサイズのクーペですが、手の込んだ造りであり、
価格帯は上位クラスの車種に匹敵しました。
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まずは、‥‥
写真 : いすゞピアッツァ(初代、1981年発売)!
FR(後輪駆動)のハッチバック・クーペ!
内外装のデザインの素晴らしさは、とにかく「ピカイチ」。
天才的 デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロ氏の「傑作車」!
写真 : トヨタ4代目セリカ(1985年発売)!
FF(前輪駆動)のハッチバック・クーペ!
当時、リトラクタブル・ヘッドライトが一世風靡しました。
近所のトヨタ・カローラ店で試乗させてもらいましたが、トヨタらしい
そつのないクルマでした。
写真 : ホンダ3代目プレリュード(1987年発売)!
FFのノッチバック・クーペ!
エンジンフード(ボンネット)が、相当低いのが特徴です。
当時のホンダ車は、ステアリングホイール(ハンドル)がかなり軽く、
当初は不安でもすぐに慣れます。
写真 : 日産S13型シルビアK’s(1988年発売)!
FRのノッチバック・クーペ!
実に上品でバランスがよく、洗練されたデザインでした。
ヨーロッパのカーデザイナー たちを驚かせた このクルマは、一時、
私の息子が中古車に乗っていました。
※その他、しいて挙げるなら、ホンダ初代インテグラ(1985年発売、
セダン版は無視する)、スバル初代アルシオーネ(1985年発売)と
いったところでしょうか‥‥。
※これらよりも、一回り大きい専用クーペ(スペシャルティカー)には、
トヨタ・ソアラ、トヨタ・セリカ X X(ダブルX、スープラ)、日産レパード、
マツダ・コスモなどがありました。
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「夢」と「ロマン」のクルマよ、再び!
――期待の新型クーペ、大予想!――
景気も少し持ち直しつつあり、消費者(日本国民)もハイブリッド車、
ミニバン、SUV、軽乗用車などの実用車にも飽きてきたのか、新型
クーペの噂がチラホラ出ています。
ただし、自動車メーカーがまだ正式に発表した訳でもなく、その点、
メーカーは慎重になっているはずです。
以下に それらの予想される新型クーペをご紹介しますが、いまだ
あくまで予想段階のため、詳細については差し控えます。
皆さんは、素朴にカッコイイクルマに乗りたいと思いませんか?
クルマに「夢」と「ロマン」が復活することを祈りつつ‥‥。
写真 : トヨタ新型セリカ(予想図)!
写真 : ホンダ新型プレリュード(予想図)!
写真 : 日産新型シルビア(予想図)!
ついでに、上位車種ですが‥‥
写真 : トヨタ新型スープラ(予想図)!
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新型日産リーフ、ついに発表となる!
――「電気自動車の時代」に期待!――
写真 : 新型日産リーフ(公表写真)!
本9月6日、午前中、ついに電気自動車(EV)、新型日産リーフが
発表されました。
初代よりは マシですが、予想よりも ボテッとしたパッケージングと
デザインです。
比較的 コンパクトなボディに、大容量 リチウムイオンバッテリーを
収めるには、仕方がないのでしょう。
航続距離も伸び、自動運転機能が付き、価格も割安。
十分、国際競争力を持つEVです!
「電気自動車の時代」の起爆剤となることを期待します!!
※EV購入の場合、勿論、補助金交付と減税措置があります。
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