たかがバンバン

と、いうわけで　(前回の続き)

執着やコントロール欲を手放す実践とは??

それは．．．

大富豪

そう！トランプゲームの！！

この夏休み　ゲームのない実家ではまったのがこれ

夫と二人の息子と久々のカードゲームを楽しみました。

これ　地方によってもルールはいろいろあるようですが

配られたカードの中から　場に出ているのもより強いカードを

出していき　手持ちのカードをいち早くなくすというゲーム

これね　配られたカードを眺めて　戦略を練るわけですよ、ふつう。

で、場のカードより強いカードがあっても

その戦略により出さずにおいたりもするんですよ

そういうわけで、戦略家の夫のひとり勝ちなわけなんですよ

まあね〜　まあね〜　いつものことだわね〜　なんて思いながら

ふと、思ったわけです

これ、勝とう思わないで、その都度手札の中からクリアできるカードを出していくってことをしたらどうなるんだろ？？

つまり　勝つことへの執着を捨てて、まだ、出されてもいない強いカードのためにジョーカーを温存しておくなんてこともしないで、ただただひたすら、自分のターンをクリアするために、出せるカードを出していく。

これ、やってみたんです。

もう、いきなりとかとかバンバン出していくもんだから

長男は驚きでちょっと尊敬のまなざし

（と思っていたら、実は、「なにやってるんだ」とあきれ気味だったそうです)

そうそう、で、結果はどうだったかというと

それが　なんと

戦略を抱える人たちが、「パス」「パス」「パス」と出し惜しむ間に

あれよあれよと　「ハイ　あがり」となったわけです

で、おもしろいのが、これが続くのです。

たまに、スムーズにいかないときもあるのですが、

その時には

私、どっかで計算したよな〜　と、内省をするわけです

いや〜　おもしろかったですよ

「執着を手放す」

「先を案じて不安を抱かない」

「今ある豊かさをみる」

「最善を尽くす」　等々

私が課題としていることが凝縮された

シュミレーションゲームのようでした

勝ちたいという　執着を捨ててるもんだから

カード選択に迷いがない！早い！勝敗ではなく、

ことの成り行きを見ることがおもしろい！

喜びも悔しさも遠い感覚であって　心は非常にニュートラル！

これから　こんな感じで生きていこうと

本気で思った　夏休みの経験でした