「春嵐」の続編です。
大宮さんの腐のお話です。
苦手な方は。
ご注意を///♪
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ハ ヤ ク キ ス シ テ
俺は。
何の迷いなく。
その声に導かれるようにして。
和君の・・・その顎をとらえ。
横を向かせ・・・そのかわいい唇に口づけた。
「・・・ん・・・。」
「・・・ぁ///ちょ・・・ちが・・・ん///。」
「・・・っん・・・ちゅ・・・。」
「そ・・・じゃなく・・・て///ん・・・んぅ///。」
柔らかい唇。
どうして・・・同じものを飲んだはずなのに。
和君の唇は・・・こんなにも甘いのか。
まるでその・・・甘いお菓子みたいな和君の唇に。
はずむようにして口づける。
・・・けど。
堪能し始めてすぐに。
軽く。
和君に押され。
少しだけ離れた俺。
真っ赤な顔で。
でも・・・俺の腕をきゅっと握っている和君がかわいくて。
かわいくてかわいくて。
しかたない。
「ち・・・違うんです///その・・・。」
「・・・ん?」
「花言葉・・・なんです・・・。」
「・・・え・・・。」
「『早くキスして』・・・は・・・。」
「・・・。」
「ハナキリンの花言葉なんです///。」
「・・・。」
あ・・・そう・・・なの。
・・・。
・・・。
いや・・・でも。
その花言葉を持つそれを。
持ってきたって事は。
花言葉=和君の気持ち・・・で。
・・・。
・・・。
いい・・・んだよな?
あの時の・・・俺が必死に調べた花達の花言葉。
クジャクソウの。
「一目ぼれ」
ペンステモンの。
「あなたに見とれています」
白いカーネーションの。
「私の愛は生きています」
チグリジアの。
「私を愛して」
あの花言葉が全部俺の気持ちだったように。
「早くキスして」・・・は。
和君の本音って事で・・・いいんだよな。
な。
まだ・・・何かしゃべっている和君のそのかわいい唇を。
俺は。
自分の唇でふさいだ。
「だから・・・ぁ・・・ん///んん///。」
「ちゅ・・・ん・・・。」
「ぁ・・・まだ・・・話し・・・て///ん・・・。」
「う・・・ん・・・。」
「・・・ん///んぅ・・・。」
噛まれそうになりながらも。
キスを止めない俺。
でも・・・少し苦しそうな和君。
一度体を離し。
体勢を変えさせ。
俺と向き合う形にさせた。
ちょっと乱暴になってしまったけど。
正面から見つめるその・・・潤んだ瞳はまた。
ひどく俺の心をゆさぶる。
すっとその背に腕を回し抱き寄せ。
再び口づけた。
キスの合間に漏れ聞こえるその声は。
俺の・・・体の奥の奥を。
熱くさせる。
おとなしくなった和君の。
思いきって舌でこじあけたその口内は。
温かくて。
抱いた手に自然と力がこもる。
腕の中に抱いた愛しい人。
体だけじゃなくて。
心まで・・・触れている感覚。
体が熱くなり・・・昂る。
脈動が。
自分のなのか和君のなのか。
わからない脈動が。
頭と体にドクドク響き。
舌を・・・探り当てた和君の舌にからめると。
和君の手が。
俺の背を強く引き寄せた。
求められている。
そう・・・感じた瞬間に。
今まで感じた事のない感情の波が押し寄せてきて。
唇を・・・触れ合わせたまま。
まるで吐息のように。
言葉をこぼした。
好きだよ
フフ・・・と笑う和君の振動が。
触れた唇から感じられ。
僕も好き
聞こえたのは。
甘えるような・・・優しい声と。
泣きそうになるくらい・・・まっすぐな言葉。
・・・。
・・・。
俺は。
その背に手を滑らせ。
愛しい人を。
強く抱きしめた。
つづく
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