こんにちは、JBA(日本バストケア協会) 代表理事の南です。
私はバストケアの研究をかねて、顧客様を対象にオールハンドのバストアップエステを行っております。
今日は、長く通ってくださっているW様の月一エステの日でした(*^^*)
エステの日は、施術後のティータイムをご一緒させていただき顧客様とバストケアや下着について、また、プライベートのお話しなど、ゆっくり時間を過ごさせていただくことが、私の一つの楽しみとなっています。
今日もW様と、下着について、たくさんお話しさせていただきました。
話題は『育乳ブラ』について。
育乳ブラのお店では、お客様もフィッター側もブラジャーのサイズアップを目標にしがちですが、実際にバストが1サイズ分大きくなるということは、そう多くはありません。
私自身が、20歳の時に補整下着に出会うまで、自分はAAカップもしくはAAAカップだと思い込んできましたが、人生初の補整下着のお店で渡されたのは70C。
それから補整下着のお店を渡り歩き、ブラジャーを横に引っ張ってカップの容量を潰してしまうようなフィッティングをするお店では、70Dにサイズが上がり、70Eでも良いと言っていただき1本購入したことがあります。
でも、70Eなんて小胸のワタシにはカパカパ。
そのブラは、今でも記念品としてクローゼットに眠っていますが、
『こういうフィッティングはダメですよ』
というアドバイザー研修での見本ブラとなっています。^^;
結局、自分自身でサイズの上げすぎだと気が付き、70Cのブラを基本にしてバストケアをメインにしたから、少しずつバストそのものが育ってきて、今ではメーカーによっては70Dが合うようになってきました。
10年で70Cから70Dに。
全然、結果が出てないじゃん!
と思われるかもしれませんが、ブラジャーのサイズは変化しないまでも、この10年でバストの形や立体感が変わり、自分のバストが好きと思えるようになりました。
私が声を大にして言いたい事。
ブラジャーのサイズを上げることとバストアップは別物です。
例えばこちらのお写真の女性。
元々大きかったバストが、授乳を終えて垂れてしまったことにお悩みでした。
向かって左側のピンクのブラジャーは、75G。
そして、バストケアを3カ月程続けていただいた右のお写真のブルーのブラは、75Fです。
なんと、バストアップすることで、ブラジャーのサイズが小さくなっているんです。
さらにバストが上向きに整うと、75Eのブラジャーでお椀型に収められるようになってくる、というのがJBA式のフィッティングです。
私も育乳ブラのお店に勤めていたときは、お店に通っていただいているお客様のサイズアップを目標にしてしまっていました。
そして私自身も、お客様側としてブラジャーのサイズアップを告げられた時の喜びを感じたことがあるから・・。
フィッター側の気持ちも、お客様側の気持ちも、痛いほど分かります。
『一年通っているのに、いつになったらサイズを上げられるの?』
というお客様の声。
その声に応えたいと思う反面、本当にブラジャーのサイズを上げ続けるということが可能なのか、違和感を感じているフィッターさんも、少なくないと思います。
こういうブラの誤解。
どうすれば、正しい知識を広められるのかな?
華美な広告が多いバストアップの市場で、私の言葉のチョイスは目新しくないかもしれません。
でも、バストアップの本質を、一人でも多くのバストに悩む女性にお伝えしたいと日々思っています。
今日、W様がおっしゃって下さった一言。
『南さんの理想のお店に近づいてきたんですね!』
その言葉と温かい笑顔がとても嬉して、目の前の一人一人の女性にお伝えしていくことを、これからもまっすぐに続けていこうと思いました(*^^*)
バストに悩む一人でも多くの女性に、バストケア協会を知っていただきたいです☆
この場所でしかお伝えできないことが、たくさんあるから。
最後までお読みいただきありがとうございました。
JBA 南育枝