大型ハリケーン、米テキサス接近=きょう上陸、警戒呼び掛け
【ニューヨーク時事】大型ハリケーン「ハービー」が25日、勢力を増しながら米南部テキサス州に接近した。25日深夜(日本時間26日午前)にもテキサス州沿岸に上陸する見通し。上陸後の進路次第で甚大な被害が出る恐れもあり、当局は警報を発令し、避難や警戒を呼び掛けた。米メディアによると、大型ハリケーンの米本土上陸は2005年10月のウィルマ以来12年ぶり。
ホワイトハウスは25日の声明で「嵐は数日間にわたり非常に破壊的なものとなる」と警告し、地元当局の指示に従うよう促した。
25日、米テキサス州コーパスクリスティで、大型ハリケーン「ハービー」の上陸を前に、風雨の中を歩く人々(AFP=時事)
国立ハリケーンセンター(NHC)などによると、ハービーの勢力は25日夕(日本時間26日朝)、5段階で上から2番目のカテゴリー4に強まった。最大風速は59メートル以上。今後、高潮が3.7メートルに達する可能性があるほか、テキサス州を中心に広範囲で大雨が数日間続く見通しで、気象予報機関(NWS)は「壊滅的な洪水」が発生する恐れがあると警告した。
テキサス州沿岸部は、製油施設が集中。ロイター通信によると、運転を停止した施設もあり、石油産業への影響も懸念される。同州ヒューストンなどには多くの日本企業が拠点を置いており、在ヒューストン日本総領事館は情報収集に努め非常時の備えを行うよう在留邦人に注意を呼び掛けている。
一方、サンダース大統領報道官は25日、トランプ大統領が来週前半に現地を訪問する計画を調整していることを明らかにした。