ここのところ、ごそっと、9歳の娘に絵本を連日読んでいるのですが
「久しぶりの絵本」「ほとんど読んでいない絵本」
をメインに選んでいます
我が家に15年あるのに
ほんの数回しか読んでいない絵本
誰も「読んで」と持ってこない絵本、というのがあります
わたしももう、内容もうろ覚え
そのうちの1冊を読みながら
なぜか感極まって、泣きそうに、いや、泣きました
「うみべのまちのタッソー」という絵本です
(以下、苦手なあらすじ紹介)
ギリシャのアテネに住む父子家庭の
タッソーとアテナという兄妹の物語
貧乏なのでふたりは食堂で働いているの
兄タッソーはブズキという楽器を弾き
アテナはウエイトレス、ちなみに父は漁師なのね
タッソーの弾くブズキで食堂のお客さんは歌ったり踊ったり
とても楽しそう
でも何時間も弾き続けることはできないので
お客さんは帰ってしまう
それで、食堂のおやじさんはジュークボックスを導入するのね
すると
お客さんは大喜び
そしてタッソーは仕事を失うの
最初は喜んでいたお客さんも
だんだん、ジュークボックスの音がうるさくなり、食堂に来なくなる
するとおじさんは、どんどんボリュームをあげる
するとますますお客さんは来なくなり
規則が増える
何時から何時まで、ボリュームはこのくらい、音楽の種類はこれ、など
どんどん規則が増える
そしてアテナも仕事を失う
そして
タッソーが しまい込んでいた ブズキを弾き始める
すると
町の人たちが耳をすまし
もっと音楽を聴こうとして
ぞろぞろと表に出てくる
そして
タッソーを囲んで、歌ったり踊ったりするのよ
こんなお話
この
タッソーがブズキを弾き始め
町の人たちが耳をすまし
っていう場面で
なんか
どわっとこみ上げてきたものがあった
そのときにふるえていた部分とも共鳴したというか・・・
アーサーさんは
「3びきのくま」
を読んでくれた
そして
「このセキュリティ問題についてどう思うか?」と
なぜ、3びきのくまの家に女の子が侵入できたのか
ドアが開いていたから
この後、くまたちはセキュリティを強化するためにSECOMを契約するかもしれない
そうしたら現金収入が必要かもしれない
そしたら今のような暮らし方はできないかもしれない
引き落としだったら、SECOMにいくら払ってるかも分からなくなるかもしれない
そんなふうに自分たちの暮らしに引き寄せて考えるという
絵本の読み方をあの場で私たちに投げかけてくれた
「うみべのまちのタッソー」という物語で言えば
食堂のおじさんは
もっと長くお客さんにいてほしかった
その方が売り上げが伸びるから
だからムダを切り捨て
最新の機械を導入した
がしかし、予想に反して
売り上げは落ちていった
最新の機械が売り上げを伸ばしたのは最初だけだった
結局、やっぱり、タッソーの奏でるブズキがいい、とみんなが認めた
ああ、これはレアケースだ
本当は、嫌だと思っても、やっぱり前の方が良かったと思っても
前に戻ることは難しい
もっといい方法はないか?
じゃあ、ラジカセだ
じゃあ、有線放送だ
ってなるだろう
タッソーには戻らない可能性が現実には高い
売り上げを伸ばすため
もっと楽をするため
もっと便利に生活するため
そのためのものに
実はからめとられている ってことがあるかもしれない
この物語では
最後はジュークボックスは海に沈められる
もしかしたら、わたしにも
海に沈めてしまった方がいいものがいっぱいあるかもしれない
耳をすまして
時に考えてみる
¥価格不明
Amazon.co.jp
¥210
楽天
☆
☆
☆
☆
送料はこちらで負担します
☆イベント先行お知らせ、ブログに書けない話なども
☆クリックうれしいです
こんなところから講座に参加してくれました
【神奈川県】開成町・小田原市・山北町・松田町・真鶴町・湯河原町・二宮町・平塚市・川崎市・横浜市・鎌倉市・大和市・伊勢原市・秦野市・海老名市・厚木市・藤沢市・茅ヶ崎市
【東京都】世田谷区・港区・文京区・北区・足立区・江東区
【静岡県】函南町・三島市・静岡市・沼津市・長泉町
【フランス】パリ など