この先、年末から年始に向けて気になるゲームが増えてきたので
羅列していきたいと思います。
「Nintendo Switch」
ドラゴンボール ゼノバース2(発売中)
何となく気になる。
ファイアーエムブレム無双(9/28発売予定)
発表された当時は無双シリーズだし買おうと思ってたんですが
ちゃんと知ってるキャラがマルスしかいなかったので
買うの躊躇っちゃったんですが、
最近、暗黒竜に出てるシーダとチキも出るようで
また買おうか迷っている所。
「PS4」
ドラゴンズドグマ:ダークアリズン(10/5発売予定)
PS3版は買ってプレイしたけどクリアはせず。
PS4で出るので気になる。
.hack//G.U. Last Recode(11/1発売予定)
「.hack」シリーズはPS2で出た「.hack Vol.1 感染拡大」をプレイしてたけどクリアはせず。
「.hack//G.U.」は未プレイだけど気になる。
大神 絶景版(12/21発売予定)
PS2で買い、数少ないクリアまでプレイしたゲーム。
PS4でリマスター化。多分買う。
「3DS」
ファイアーエムブレム Echoes(発売中)
世界樹と不思議のダンジョン2(発売中)
この二つは既に発売中。某Amazonで9/24現在約半額になってるので
とりあえず確保しようか思案中。
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY(10/26発売予定)
DSで2009年に発売されたタイトル。
中古で買ってたもののプレイはまだでした。
今回3DSでリメイク。限定版を購入予定。
以前買った「真・女神転生IV FINAL」は未だ未クリア。
メダロット クラシックス(12/21発売予定)
僕が好きなゲーム実況者さんがプレイしてたメダロット。
このシリーズは気になってたんですが、プレイはしてませんでした。
今回20周年記念でメダロット1〜5を収録したメモリアル作品。
まだ迷ってるけど買うなら「20th Anniversary Editionの方を買いたい所。
書き出してみたら結構な量だった。
1か月半ほど前の話になりますが、僕は先日3月25/26日、劇団アルクシアターの第13回公演である『楊貴妃の目覚めた杜』というお芝居を観劇してきました。もっと早くブログにしろよ…というツッコミは置いといて(笑)
毎回メッセージ色の強いアルクシアターのお芝居ですが、今回は純粋にエンターテイメント性を強め、派手なアクションシーンもふんだんに盛り込んだファンタジーものです。
この芝居の舞台はご当地・名古屋は熱田神宮。この地に「世界三大美女」との呼び声高い、中国は唐の時代の女性である「楊貴妃」にまつわる伝説があることが一般によく知られるようになったのは、それまで門外不出であった熱田神宮本殿の裏の奥にあるエリアが一般開放されるようになった2013年以降になってからです。その「秘められたエリア」についてはブログの後半で改めて述べるとして…
時は現代、熱田神宮の境内、季節は冬。お世辞にも雪国とは言えない名古屋で珍しく大雪が降った夜、「ミヨ」という名の若い女性が「重い…重いよ…」と呻きながら何やら重たいモノを一生懸命運び込んできます。それは苔の生えた重石。それがこの芝居の物語の引き金となります。
その重石は熱田神宮の奥深く、「清水社」という場所に据えられている聖なる石。罰当たりにも、ミヨはそれをこっそり境内まで運んできたのです。その石をジェネレーターとして時間と空間を超え、楊貴妃とその従者たちが現代の熱田神宮に召喚されます。
現代の名古屋に召喚されて事情のつかめていない武装した楊貴妃の従者たちは、夜が明けて熱田神宮に訪れた当地にゆかりの深い現代人たちを「怪しい奴め!」と武器を取って力づくで排除しようとします。しかし、その従者たち自身はこの熱田神宮の敷地内から何故か出ることができません。
そんな従者たちの血気を鎮めたのが他でもない楊貴妃本人。きっかけを作ったミヨは楊貴妃に積極的に絡みに行きます。楊貴妃の好物と言えば皆さんもご存知のとおり「ライチ(レイシ)」ですね。
お腹が減った楊貴妃は「レイシが食べたい」とミヨに訴えかけます。そこでミヨは楊貴妃と一緒に近くのコンビニにお酒の買い出しに行くことにします。
熱田神宮敷地内から出られなかった従者たちとは裏腹に、楊貴妃はミヨと共にいとも簡単に敷地を越え、最寄りのコンビニであるローソンでライチ味のチューハイをゲットします。楊貴妃と従者たちのこの差はいったい何なんでしょうか?
改めて境内に、ミヨ以外に熱田神宮にゆかりのある人物である饅頭屋の子供・雛子、熱田神宮の神職と巫女、歴史研究の教師と生徒、旅芸人一族。いろんな人々が集まってきたところで楊貴妃は「宴を開き、何か芸をせよ」と一同に要求します。
現代人たちが各々の得意技を披露し、お互いある程度打ち解けたところで楊貴妃が身の上話を始めます。彼女が愛する「玄宗皇帝」との幸せな日常は一人の家臣の反乱によって終わりを告げ、彼女の姉・楊?国(ようかくこく)を身代わりに故郷の長安から命からがら逃げ続け、この日本の地にたどり着いたこと。
中国は馬嵬(ばかい)の地で処刑されたとされる日本人のよく知る史実とあまりにも異なる、そんな楊貴妃の話に現代人たちは疑問をぶつけます。楊貴妃の姉が替え玉になったこと、そして目の前の楊貴妃が日本語をしゃべっていること。
そんな現代人に楊貴妃は衝撃の真実を語ります。日本人であること、それも熱田神宮のあるここ尾張の国出身であるということを。この地に伝わる伝説では、ここ熱田の女性が唐の国に渡った、ということになっているのです。
さらに楊貴妃の告白は続きます。「玄宗皇帝」は初めて聞くところによると、大和の地を襲おうとしている恐ろしい人物、と聞いていたものの、実際は武芸を嗜む優しい芸術家であることが分かり、運命的な出会いを感じて好きになってしまった、と。
そんな中、従者の一人として召喚されたキョンシーである安安(アンアン)が何者かの術にかかっているのか、一同のうちの数人に噛み付きます。その術を操っていたのは、他でもない祖国で身代わりになったはずの楊貴妃の姉、?国でした。
?国はアンアンに噛み付かれた被害者を下僕として操ります。「悪魔の踊り」を披露する下僕たち。逃げ回る一同。楊貴妃を逃がしてミヨも犠牲になります。現代中国で「魅惑的な悪女」の代名詞として認識されている「妲己(だっき)」の名を狂おしく連呼しながら下僕たちが踊り狂う中、舞台は一旦暗転します。
ゆっくりと舞台が明るくなると、落ち込んでいる楊貴妃。この世界で友達になってくれたミヨが自分を助けて犠牲になってしまった…何とかミヨを助ける手段はないものか、と一同思案を巡らせると共に、従者たちがこのエリアから出られない理由、そして「寺」ではない「神社」であるここ熱田神宮に、なぜ楊貴妃の墓ともいえる石塔があるのか、についても考えを巡らせます。
熱田神宮の地は、日本の支配神である天津神の中でも特に重要な神格である「アマテラス」「スサノオ」「ヤマトタケル」を祀り、さらには弘法大師・空海が植樹した樹齢1200年に及ぶ「大楠」の木が植えられその樹そのものもご神体の一つとして祀られていることでも知られていますが、
様々な神を祀らなければならない事情があり、なおかつそれでもなお神々の力のバランスを崩す要因があったため、空海は真言密教の呪術として言わば人間の体でいうツボ、漫画「北斗の拳」でいう所の「経絡秘孔」を突く形としてこの木を植えたのではないか、とキャストの皆さんが代わる代わる推測的セリフを喋りますが、
それでも尾張の人々に慕われていた楊貴妃がなぜ神社内にお墓のまま放っておかれているのか、という疑問の答えは出ないままです。そんな中、従者たちが熱田神宮の結界から出られない中、楊貴妃だけがコンビニに買い物に出られた謎が解けます。
楊貴妃の頭にはキノコの一種である「冬虫夏草」が生えていたのです。古来から不老不死の秘術があるとされている冬虫夏草。そのお陰で、楊貴妃は不死の体を手に入れ、1200年という長い年月を生き延びてきた…従者たちの命は1200年という星霜に抗えず、いわば「幽霊」という形で召喚され、熱田神宮の結界から外には出られない…そういうからくりでした。
そんな中、?国の術にかかってキョンシー化しているミヨが現れます。そう、術を操っているのは?国。曲がりなりにも楊貴妃の姉である彼女が、本当にこんな非道な所為をするものなのか…そう言えばキョンシー化した面々が「悪魔の踊り」を披露しながら連呼していた言葉は「妲己」。
妲己はその語源をインド由来の鬼女「ダーキニー」に求める化身。ダーキニーは仏教では「茶枳尼天(だきにてん)」と言われるお稲荷さんの女神、「豊川稲荷」に祀られている神格です。「お稲荷様」と言えば「キツネ」。
キツネは古来から霊的な魔力を持っている動物とされていますが、その霊力の強さ故にしばしば「悪の化身」として忌み嫌われることもあります。妲己が日本の神話に取り込まれた際に「玉藻前(たまものまえ)」「九尾の狐」として残虐非道のエピソードの張本人として語り継がれているのは神話に詳しい方ならばご存知でしょう。
そんな操られたミヨは「キツネ憑き」にかかっているのでは、と一同勘ぐる中、楊貴妃はミヨに声を掛けます。そんな楊貴妃を「玉藻」呼ばわりし、自らを「妲己」と名乗るミヨ。「このまま逃げられると思うな!さもないと人質の…」と叫ぶミヨの持っているスマホが着信音を鳴らします。
なんとその着信音でミヨは正気を取り戻してしまいます。安心して喜ぶ一同。しかし、正気を取り戻す直前にミヨが発した「人質」とは旅芸人一族の子供たちでした。もはや一刻の猶予なし。?国が悪しきキツネの化身であることは明らかでした。
正攻法では勝てない一同が練った作戦は、1200年前の封印を依り代に神の力を宿らせる「見立て」という形で対抗する、という方法でした。神職はそのままの役を、巫女には従者たちに剣の指南、饅頭屋である雛子は巫女役を、ミヨには妲己の乱れた気を正す歌の役を、神宮の三神であるスサノオ、アマテラス、ヤマトタケル、弘法大師空海の役をそれぞれふさわしい者に割り当て、いよいよ?国との最終決戦へ…
禍々しい妖気を発しながら?国が現れます。襲い掛かる?国軍には巫女に剣の指南を施された従者たちと三神役の面々が対応します。派手なアクションシーンが炸裂。?国は楊貴妃を「玉藻」呼ばわりしながら「もっと食せ、もっと欲せ!」とたぶらかします。それに対して楊貴妃は「要らぬ!違う!私は玄宗皇帝を愛するために王宮に入ったのだ!」と対抗します。
この場面ではいわば「キツネ」は「強欲の象徴」として描かれてます。そうか…かつてSFCで発売されたRPG「真・
女神転生if…」というゲームの中に登場し、プレイヤーの欲望の強さに比例して強くなる「貪欲界」のボス「妖獣チェフェイ」がキツネの姿をしているのもこのエピソードからすれば納得だな…なんてこのシーンを見ながら思った次第。
?国の圧倒的な魔力に苦戦する楊貴妃側一同を救ったのは弘法大使の唱える真言でした。苦しむ?国側一同。こことぞばかりに歌うミヨ。キョンシー化して操られていた者たちもここで全員正気に戻り、人質になっていた子供たちも無事に救われました。
弘法大師が「キツネの化身の?国の力を封じよう」、と言って舞台から掃けます。「愛する陛下といるだけで幸せだったはずなのに欲を持ってしまった」と悔やむ楊貴妃。そして改めて陛下に会いに行く、と語る楊貴妃ですが、冬虫夏草の力で1200年生き続けてきた彼女と違い、玄宗皇帝はもはやこの世にはいません。
別れはいずれ必ず来る、という現実を受け入れられず取り乱す楊貴妃に、キツネの力を封じた弘法大師が、「姿形と違って心は離れません。いずれ想い人は心の中にやってきます」と諭します。
さて、1200年前の見立てはまだ終わっていません。本来ならば、ミヨが清水社の石塔を動かさなければこの出来事はあり得なかったものです。時空の違う者同士は、本来の「正しい」時間の流れの中で生きなくてはならない宿命なのです。楊貴妃とミヨが別れる時がやってきました。
時空を超えて出会った者同士が別れるこのシーン…またゲームの話になりますが、かつてこれまたSFCで発売されたRPG「テイルズ・オブ・ファンタジア」の主人公「クレス・アルベイン」一行の冒険に最後まで同行した過去の時代の召喚術士「クラース・F・レスター」が、エンディングでそれぞれの時代に帰る際に、
「私はもう…二度とお前たちには会えないな」というセリフを発した時に、幾ばくかの沈黙を経てクレスが「あなたに会えただけでも僕は良かったと思ってます。お元気で!」と言って彼を見送ったシーンが僕は頭に浮かびました。運命とはいえ、切ないですね…
ミヨが「♪帰りゃんせ、帰りゃんせ、あの日に帰りゃんせ…」とゲーム「ファイナルファンタジー]」のヒロイン・ユウナが踊る「異界送りの舞い」を彷彿させる歌を歌うと、楊貴妃と従者たちがミヨが劇冒頭で運んできた石塔に吸い込まれるように消えていきます。このシーン、どこかで見覚えが…と思ったら、
4年前に上演されたアルクシアター第5回公演の芝居『鬼鬼弐 -MONONOKE2nd-』のラストシーンで、ヒロイン役の女の子「鈴ちゃん」の鬼となってしまった母親「冴」が封印の扉の奥に消えていくシーンとほとんど同じ演出だったんですね。この芝居をご覧になった方ならば思わずニヤリとするシーンじゃないでしょうか。
そして季節は廻り、桜の花が咲く季節となった熱田神宮。ミヨが劇冒頭と同じように「重い…重いよ…」と呻きながら何かを運んできます。もしやまた苔むした石!?と思いきや、楊貴妃の好物であるレイシ、つまりライチ味のチューハイの段ボールケースでした。あの日以来、毎日熱田神宮へのお参りを欠かすことのないミヨ。そして続々とあの日集まった面々が集結。
歴史研究の生徒はあの日の出来事が余りにも非現実過ぎて論文にならない、としてこのエピソードを架空のお芝居の物語として執筆することに。タイトルは「楊貴妃の目覚めた杜」。
旅芸人一族はこの春から東北地方を旅することに。これから見頃を迎える東北の桜に、子供たちは「桜はもうここで見飽きたよ」と一言。
ミヨの兄は彼女を主人公のモデルにして、次々に現れる敵と戦う有名雑誌に連載中の「妹コントロール」という人気漫画を執筆している漫画家であることが判明。あの日のエピソードとしてミヨと楊貴妃が漫画の中で共演するストーリーが近日公開されるとのこと。
そしてミヨが運んできたライチのチューハイ缶を開けながら一同騒ぐ中で、楽しくエンディングを迎えます。最後にお約束の舞台風景の画像を張り付けておきます。弘法大師の植樹した「大楠」は向かって右側奥、舞台上手側になります。
さて、今回は冒頭にも書いたように、純粋に「エンターテイメント」として演劇の魅力をお客さんに存分に楽しんでもらおう、というスタイルで上演されたお芝居です。作・演出の「やとみまたはち」さんは、
「先日の全国意識調査で、名古屋は“日本一魅力に欠ける街”のレッテルを貼られたけど、いやいやそんなことは決してありません。名古屋という街は探せばいくらでも面白い所を発見できるんです。そんな思いを込めて今回のシナリオを書きました。皆さんがこの芝居を通じて、名古屋という街の魅力を再発見できればこんなに嬉しいことはありません」
と劇終了後のカーテンコールで話していた言葉がとても印象に残りました。この文中にも書いているとおり、ストーリーの端々で、かつてのアルクシアターの過去のお芝居のセルフオマージュ、僕がかつてプレイしたいろいろなRPGのシナリオを彷彿とさせる場面が次々と駆け抜けていきました。
アマテラス、スサノオ、ヤマトタケル、ダーキニー、タマモ…などといった面々は、RPG「真・
女神転生」シリーズの作品に幾度となく登場しており、
女神転生シリーズをプレイしたことのある方々ならばこの芝居は絶対に楽しめる内容だったと思います。
そして僕がアルクシアターのお芝居を観劇するようになったきっかけの演者さんは「ありさ」さん。彼女は今回、主役の楊貴妃の次に重要なキーパーソンともいえる役どころ、「ミヨ」役です。セリフも多いし、キョンシー化した際には「悪魔の踊り」、エンディング直前では「異界送りの歌」も披露するなど最初から最後までほとんど出ずっぱり。
今回そんな大活躍のありささんですが、それは同時に覚えなくてはならないセリフは大量、ダンスも歌も練習しなくてはならない、本番までの稽古がものすごく大変だったことを意味します。そんなありささんの労をねぎらう意味で、僕は今回、本人には当日まで内緒でこんなスタンドフラワーをロビーに立てました。
ロビーに建てられたこのスタンドフラワーを見て感激のあまり涙が止まらなかった…と嬉しそうに僕の元に駆け寄ってきたありささんの表情を、僕は一生忘れません。
そして、この芝居を観劇してから1週間後の日曜日、僕は実際に熱田神宮を訪れ、現地を散策しながらこのお芝居の記憶を辿る「聖地巡礼」を行ってきました。
冒頭でミヨが運んできた、その楊貴妃の石塔とされる苔むした石が鎮座している「清水社」がある本殿裏の奥にある「こころの小径」エリアは、2013年に解放されるまで一般人が立ち入ることはできない秘められた領域でした。
実際にその「清水社」に掲げられている表示板には、確かに「楊貴妃の石塔」と書かれています。
「石塔に3回水をかけて祈ると願いが叶う」とのことらしいので、その大切な役者さんであり、同時にロックバンド「ANCHEIN?BETTyROSE」のヴォーカリストでもある「ありさ」さんがもっともっとBIGになるように、とお祈りしてきました。それに比べれば自分の幸せのお願いなど第二義です。
いつも深いテーマとメッセージ性を前面に押し出したストーリーが多いアルクシアターのお芝居ですが、今回のような単純に「演劇の面白さ」にウエイトを置いた物語は理屈抜きで純粋に楽しめる内容で、ファンタジーやアクションモノが好きな方々にとっては直球ストライクゾーンだったと思います。2時間を超える舞台の本番を3日間5公演演じきったキャスト及びスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。